外壁補修
外壁補修の必要性
ビル・マンションや戸建などの建物の外壁は日々、太陽や雨風にさらされています。そのような自然現象から建物内部を守っている外壁も月日と共に少しずつではありますが劣化してしまいます。
では劣化するとどのような現象が起こるのでしょうか。それが上記の目安にもあるような現象などです。細かい現象は他にもありますが、あくまで目安として参考にしてください。
劣化を示すような現象が現れたらまずは点検をおすすめいたします。なぜなら、建物の外壁の劣化はイコール人命にも関わってくる可能性があるからです。劣化により建物からコンクリートの塊やタイルが落下することがあり危険です。そのため、定期的な外壁のメンテナンス・点検が不可欠となり、必要に応じて外壁補修をすることが重要になってきます。
外壁補修の工法
爆裂補修について
爆裂とは、コンクリートの内部の鉄筋が酸化しサビが発生、コンクリートを圧迫し表面が崩れてしまった状態を言います。
鉄筋のサビを落とした後、サビ止めをして樹脂モルタルで補修いたします。
外壁クラック補修について
外壁に出来たひび割れ(クラック)の部分をV字またはU字にカットしてシーリング材のエポキシ樹脂を注入します。エポキシ樹脂を注入することによって非常に頑丈になります。施工後には目立たなくするよう表面を加工して補修いたします。
セメンシャス#2000、#2500
コンクリート建造物の寿命がグーンとアップ
セメンシャス#2000、#2500は、鉄筋コンクリートの中性化防止(抑制)、鉄筋の腐食防止(停止)・劣化防止塗材です。改修後は、風雨や紫外線、塩害、凍害などから壁面を守り、建物の寿命をグーンと伸ばします。
- コンクリート、モルタル、スレート面の中性化+劣化をくいとめ、がっちり保護します。
- 露出した鉄筋の腐食部に高い防錆効果を発揮します。
- 劣化した下地のひびわれ補修にも最適です。
- 新設時にご使用になると、バリヤーコート材としての機能も発揮します。
(コンクリート、モルタル、スレート、ALC、GRC等に対応)
あらゆる改装下地の補修、下地調整に最適
セメンシャス#2000、#2500は、接着力も抜群です。コンクリート面をはじめ、あらゆる外壁材に対応し、すぐれた下地調整効果を発揮します。
- コンクリート、モルタル、スレート、ALC、GRC等に
- 磁器タイル、吹付タイル面に
- リシン、ペイントなど各種塗装面に
- 合板(コンパネ)面に
- スタイロフォーム(断熱ボード)面に
- Pタイル面に
ボンド E209
「ボンド E209」は、建築補修用注入エポキシ樹脂規格に適合する高粘度形のエポキシ樹脂系接着剤です。垂直面や天井面のダレがほとんど無く、しかも注入時の流動性が良好で、間隙の注入材として特に適した材料です。
用途
注入:モルタル仕上げ外壁の浮き注入補修、アンカーピンの固定。コンクリート構造物などのひび割れ補修。
タックコート(下塗り材):天井面、垂直面に施工する樹脂モルタルのタックコート。
その他:不陸調整、ピンホール目つぶし、充てん接着、アンカーの固定。
特長
JIS適合:JIS A 6024(建築補修用注入エポキシ樹脂)に適合します。
揺変性:5~10mmの厚みでもダレがほとんどありません。
高強度:機械的強度および接着強さに優れます。
耐水性:硬化後の耐水性や耐薬品性に優れます。
作業性:グリース状で、取り出し性や塗布性に優れます。
ボンド E206
「ボンド E206」は、建築補修用注入エポキシ樹脂規格に適合する、低粘度形のエポキシ樹脂系接着剤です。流動性に優れ、微細なひび割れに注入することが可能です。また、「ボンド E206」をベースとした樹脂モルタルは、耐磨耗、耐衝撃、耐水性などに優れ、コンクリートやモルタルの欠損補修、および工場床、道路、台座など、広い用途に使われています。
用途
ひび割れ注入:コンクリート構造物などのひび割れ補修。
樹脂モルタル用バインダー:樹脂モルタルとして、コンクリートやモルタルの欠損補修(工場床、道路、台座)。
特長
低圧注入用:自動式低圧樹脂注入工法用低粘度形エポキシ樹脂として各種規格に適合します。
低粘度:流動性が良く、微細なひび割れのすみずみまで充てんできます。
高強度:機械的強度および接着強さに優れます。
耐久性:硬化後の耐水・耐久性に優れます。
湿潤面接着性:湿潤面接着性に優れます。